【アクアリウム】水槽にヒーター設置!能力を超えた水量での効果とは?

こんにちは、モノしんです!

モノしん、現在2つの水槽を管理しています。コリドラス水槽とえびたろー水槽ですね。そしてそのどちらもヒーターを設置しない、いわゆる無加温水槽としておりました。もちろん、入れる生き物達も低温に強いものに限定しています。そんな中、先日えびたろー水槽のミナミヌマエビが産卵し、無事に孵化。水槽には無数の赤ちゃんエビが(^^) ミナミヌマエビも低温に強い生き物ではありますが、稚エビたちにとってはこれからの寒い季節は厳しそう…。そんなわけで、えびたろー水槽にはヒーターを設置する決断をいたしました!

ただ、今までヒーターを設置していなかったのは電気代の節約という側面もあったので、あまり強力なヒーターは設置したくない…。そういうケチな考えで選んだヒーターはこちら!

「プリセットオートヒーター 10」のパッケージ

エヴァリス プリセットオートヒーター 10

10Wなので、24時間ずっとつけっぱなしだとしても、1カ月の電気代はおよそ200円ちょいくらいだと思われます。その代わり加温能力は強くなく、パッケージに記載されている適応水量は4リットルまで。えびたろー水槽は20リットル水槽に18リットル程度の水が入っているはずなので、力不足なのは間違いないところ。にもかかわらず設置し、とりあえず2週間使い続けています。今回はその設置状況や効果などをご紹介したいと思います!!

設置場所は水の流れを考えて

まずは設置した場所について。

水槽正面から見るとこんな感じ。

えびたろー水槽全体

前面右上にヒーター、前面左上に温度計、背面右上にフィルターがあります。

ヒーターとフィルターを上から見るとこんな感じ。

ヒーターとフィルターを上から

フィルターから吐出した水が落ちるところにヒーターがあるのがわかると思います。それがモノしんの考える設置における大事なポイント。

商品パッケージ裏には、水槽内に適正な水の循環があるほうが効果的である旨記載されています。正しい水の流れがあれば、ヒーターをどこに設置しても水が全体に行き渡ってまんべんなく温まるとは思うのですが、より効果的な設置場所を考えると、やはり流れの始まりとなるところがいいのではと思いました。その結果として、フィルターから出た水が落ちるところへの設置となったわけです。

思った以上に効果的

で、どの程度の効果が得られているかというと…

えびたろー水槽の水温

24℃!

この時、同じ部屋に設置してある無加温のコリドラス水槽は19℃でした。2つとも無加温であれば大体同じ水温を示すことが今までの経験からわかっていますから、思ったよりも効果的と言えそうです。

注意点

まず水槽用ヒーター全般に言えることですが、水の外で電源を入れてはいけません。それをあえてやる人はいないと思いますが、モノしんのように水槽の上のほうに設置した場合、水が蒸発していって知らない間にヒーターが水の外に出てしまうことが起こりえます。特に乾燥するこれからの季節は蒸発が早まるので要注意ですね。

そしてこの製品ならではの注意点ですが、背面に大きな穴が開いています。

「プリセットオートヒーター 10」の背面

Amazonのレビューからの情報ですが、この穴に魚がはまって死んでしまうということがあったそうです。この穴にはまり込んでしまうような生き物を飼育している場合は、穴をふさぐなどの対応が必要になりそうですね。

まとめ

ヒーターの能力を超えた水槽に設置してしまいましたが、今のところ期待以上の効果を発揮してくれています。ただ、札幌はまだそれほど寒くなくこれからどんどん気温が下がっていきますので、そうなった時にどうなるかですね。それについてはこの記事に追記していきたいと思っています。

少し強力な20Wの製品もありますよ!