【クルマ】もはや必須!?ドライブレコーダーの選び方はこうだ!

こんにちは、モノしんです!

 

近頃いくつかの事件によってドライブレコーダーの重要性が広く認識されるようになりました。自分のクルマにも必要と思っている人も多いと思うんですが、いざ買おうとするといろんな商品があってどれを選べばいいのかわかりづらいですよね。

実はモノしん、話題になる以前から自分専用のクルマと家族共用のクルマにドライブレコーダーを装着しており、機種の交換までしてすでに4機種の使用経験があります。

それらの選択の過程や使用を通してわかったことなど、まだ使ったことのない人に役立つと思われる情報をここで共有したいと思います!

ドライブレコーダーを選ぶ時はこれをチェック!

画素数

画素数、要するに画質ですね。モノしんが現在使用しているドラレコは1つが100万画素、もう1つが300万画素となっています。それらがどの程度違うかというと、100万画素だとすれ違ったクルマのナンバーを読み取るのが困難ですが、300万画素だと読み取ることができます。例えば走行中に当て逃げされるようなケースでは、ナンバーが読み取れないと困りますよね。そう考えると、100万画素は避けたほうが無難、300万画素になると価格が跳ね上がる傾向にあるので、最低200万画素と考えるといいでしょう。

夜間の画質

夜間の撮影は機種間の性能差が昼間よりも大きくなります。あまり良くない機種だと、夜はほとんど使いものにならないレベルの画質になってしまうことも。夜間の性能は仕様から読み取るのは難しいのですが、レンズのF値(明るさを表し、値が小さいほうが明るい)や、HDRまたはWDRが搭載されているかどうかである程度読み取ることが可能です。F値は小さいほうがいいですし、HDR/WDRは搭載されていたほうがいいです。また、メーカーによっては商品情報のページに夜間に撮影した映像を公開している場合があるので、チェックしてみるといいでしょう。

GPS搭載

GPSが搭載されているドライブレコーダーは走行ルートを記録して後からそれを確認することが可能です。それだけであれば別にいらないと思う人もいると思うんですが、実はGPSにはそれ以外に誰にとっても役に立つ機能があります。それは自動時刻合わせ。GPSが搭載されていないドライブレコーダーの時刻は日に日にずれていきます。それをいちいち手動で直すのは面倒ですし、事故などの際に証拠として使うかもしれないことを考えると、時刻は常に合っていたほうがいい。GPSが搭載されていると、ドライブレコーダーの電源が入ってGPSを受信すると同時に時刻を補正してくれます。クルマに乗るたびに時刻をチェックしてずれていたら直すという手間から開放されるのは想像以上に大きいですよ。注意点としては、GPSが搭載されていると走行ルートを記録しますから、その分録画時間が短くなってしまいます。

背面ディスプレイ有無

本体背面にディスプレイが有る機種と無い機種が存在します。有ったほうが映る範囲の調整や各種設定がしやすいのは間違いないところ。一度調整や設定をしてしまえば滅多にいじるものではないと思いますが、モノしんは比較的心配性で映る範囲がずれていないかなどを定期的に確認したいため、ディスプレイは必須です。誰にとっても必須というわけではないので、自分の性格なんかも考慮して有無を選ぶといいと思います。

LED信号機対応

西日本において、LED信号機の点灯がドライブレコーダーの映像に記録されないという現象が発生することがあります。交差点で事故に遭ってしまった時などに信号の色が映っていなければ証拠能力半減どころじゃ済みません。必ずLED信号機対応が明記されているものを選んでください。まあ、今時日本メーカーのものなら間違いなく対応済みとは思いますが、確認はしたほうがいいです。

毒電波を発しない

製品によっては強いノイズ電波を発生し、車内テレビやラジオ、ETCの動作に悪影響を及ぼすものが存在します。これ非常に厄介ですから、ノイズ対策が明記されているものを選びましょう。これもLED信号機対応と同じように日本メーカーのものなら大丈夫だとは思いますが、記載されていることを確認できれば安心感が増すというものです。

台座の大きさと取付方法

本体の大きさは気にする人も多いと思うんですが、台座の大きさも気を付けてください。せっかく本体が小さいのに台座が大きくては意味がありません。ウインドウへの取付方法が吸盤のものは大きい傾向がありますね。吸盤は手軽に取り付けられて良さそうな気がしますが、不意に外れてしまうこともあり得ますし、モノしんはあまりオススメしません。両面テープでしっかり固定するタイプが望ましいと思います。

 

今モノしんが選ぶなら

前述した点を考慮し、いくつか選んでみました。

信頼のおけるメーカーの製品で、かつ比較的リーズナブルなものをチョイスしたつもりです。もっと安いのもありますが、よくわからないメーカーだったりするので避けたほうが無難。予算が許すのであれば、画素数などの性能がさらに高いものにしてもいいと思います。

 

メモリーカードは消耗品!

最近の多くのドライブレコーダーは映像の記録にmicroSDカードを利用します。たいていはドライブレコーダーに付属していますが、付属品は容量が物足りないこともあるので、その場合は大容量のものを別に購入することをオススメします。

で、このmicroSDカードなのですが、クルマの中という過酷な環境下では壊れてしまうことも多いようで、事故の際に映像が録れていなかったなんてトラブルが結構起こっているらしいです。実はモノしんもmicroSDカードの故障はすでに経験していて、気付いたら録画されていなかったことがあります。どんなに高性能な機種であっても起こり得る事象ですから、定期的なチェックは欠かせません。機種によっては正常に録画が開始されないと警告してくれるものもあるようですから、それを選ぶのも手かもしれませんね。

 

ドライブレコーダー搭載を周知しよう!

防犯カメラは犯罪などの証拠を記録するものですが、その存在によって犯罪を抑止する効果もあります。それはドライブレコーダーも同じで、事故の状況を記録するだけでなく、あおり運転などトラブルの原因となる行為をさせない効果も期待できるはず。ただし、そのためにはドライブレコーダーが設置してあることを知ってもらわなければなりません。それを可能にするアイテムがこちら。

ドライブレコーダー作動中のステッカー

こういった表記のステッカーなどを後方に掲示するのがオススメです。吸盤タイプ、マグネットタイプ、ステッカータイプなどがあるので、好みのものを選んでください。モノしんからのアドバイスとしては、あまり小さいと気付いてもらえないってことですね。最低でも5cm×15cmくらいの大きさは欲しいところ。そのくらいの大きさだと、クルマに貼る前はちょっと大きいかなって思ってしまいますが、貼るとちょうどいいことに気付くはずです。

吸盤タイプ

リアウインドウに車内から吸盤で取り付けるタイプ。リアウインドウがスモークガラスになっていると外から視認しづらく効果半減なので注意です。

マグネットタイプ

車体に磁石でくっつけるタイプ。当然のことながら、磁石が付かない素材には付けることができません。また、簡単に取り外せるため、付けっぱなしだとイタズラなどで持ち去られる可能性があり、かと言って乗るたびに付けたり外したりするのは結構面倒です。

ステッカータイプ

リアウインドウや車体に貼り付けるタイプ。材質を選ばず付けることができますが、キレイに貼るのは多少難易度が高く、一度貼ってしまうと気軽にははがせません。また、車体に貼ると塗装を痛める恐れもあります。モノしん的にはこのタイプをリアウインドウに貼るのがオススメ。ガラスは塗装のように痛む恐れもないですし、はがす時に誤って傷付ける心配も少ないです。リアウインドウに付ける場合はなるべく下のほうに貼ったほうがいいと思います。あまり高い位置だと、夜に後続車のライトが当たらず気付いてもらいにくくなりますからね。

 

番外編:アイサイト搭載車はドラレコをどこに設置する?

ドライブレコーダーの設置場所の定番といえばルームミラーの裏になるんですが、最近のクルマはそこに衝突被害軽減ブレーキ用のカメラやらセンサーがあって設置できないことが多いと思います。モノしんのクルマもスバルのアイサイト搭載車なのでまさにそうなんですが、じゃあどこに設置するかというとここ。

アイサイト搭載車のドラレコ取付位置

フロントウインドウの運転席側の角ですね。運転時に目障りになりそうと思うかもしれませんが、前述したように台座が大きくないものを選べば全くそんなことはありません。むしろ向きの調整や映像の確認、設定の変更などが気軽にできるので、モノしんは気に入っています。


まとめ

自分を守るため、ドライブレコーダーを設置することを強くオススメします。ただし、覚えておいてほしいのは、ドライブレコーダーは自分の運転も記録しているということです。ちょっと前にバイクをあおったあげく追突して死なせるという事件を起こしたドライバーが逮捕されましたが、そのドライバーは自分のクルマに付けていたドライブレコーダーの映像が証拠となって殺人罪で起訴されました。ドライブレコーダーを搭載したら自分の運転も監視されているということを決して忘れず、より安全な運転を心がけるようにすれば、より楽しいカーライフが送れるのではないでしょうか。