【食べ比べ】ノザキのコンビーフとニューコンミートを比較レビュー!100円以上の差は実感できるのか!?

【食べ比べ】ノザキのコンビーフとニューコンミートを比較レビュー!100円以上の差は実感できるのか!?

こんにちは、モノしんです(o≧▽゚)o

今回は食べ比べ!

ノザキのコンビーフとニューコンミートのパッケージ

ノザキコンビーフニューコンミート

まず基本的かつ最も大きな違いから説明しておくと、コンビーフは牛肉のみであるのに対し、ニューコンミートは牛肉と馬肉が使用されています。そして価格も大きく違い、Amazonで販売されている4個パック同士を比較すると、コンビーフが1個当り346円であるのに対しニューコンミートは1個当り218円と、なんと128円もの差があります。

価格相応の差があるのかどうか、食べ比べて確かめてみましょう!

どちらも意外に低カロリー低塩分

まずは栄養成分と原材料を比較してみましょう。

コンビーフはこんな感じ。

コンビーフの栄養成分と原材料

内容量100g、カロリー243kcal、食塩相当量1.5gですね。

そしてニューコンミート。

ニューコンミートの栄養成分と原材料

こちらは内容量100g、カロリー218kcal、食塩相当量1.7gとなっています。

栄養成分の違いはほんのわずかですね。印象的なのは、どちらもイメージより低カロリーですし、コンビーフってそもそも牛肉の塩漬けのはずですが、その割に低塩分です。

原材料についても、ニューコンミートのほうに馬肉と香辛料が加わっているだけの違いしかありません。

見た目からそこそこ違う

では開封します。

この独特の開け方が良いんですよね(*´∀`)

コンビーフを開封

写真はコンビーフですが、ニューコンミートもまったく同じ開封方法となります。

【追記】残念ながら、2020年3月にこのタイプの缶は廃止となり、簡単に開けられるパッケージにリニューアルされています。

缶の上部を取り去った状態での比較。

開封直後の比較

左がコンビーフ、右がニューコンミートです。

コンビーフの方は牛脂と思われる白いものが多く見えますね。一方ニューコンミートは肉の繊維が太いように見え、さらに牛肉と馬肉という2種類の肉が使用されていることを示すかのように、濃いピンクの部分と薄いピンクの部分が入り混じっています。

食べる分だけ包丁で切りました。

包丁で切った断面の比較

こちらの写真も左がコンビーフ、右がニューコンミート。

断面を見てみても、開封直後の比較時と印象は変わりません。ニューコンミートの方が荒いとも言えそうですね。

味もそれぞれ個性が

レンジ加熱して少しほぐしてみました。

レンジ加熱後にほぐした状態の比較

左のコンビーフは繊維が細く均一で、色も全体が均一にピンクです。右のニューコンミートは赤っぽく太い繊維がかなりの割合で混ざっています。もしかすると、それが馬肉なのかもしれないですね。

では、食べてみましょう!!

まずはコンビーフ。繊維が細いため、上品な口当たりですね。繊維には適度な歯応えが残っています。低い食塩相当量が示す通り、味はそれほどしょっぱいという感じはなく、牛肉の旨味がちゃんと味わえます。舌に残る後味もしっかり牛肉で、最初から最後まで牛肉という素材の味をきちんと楽しむことができました

次はニューコンミート。繊維が太いため、コンビーフと比較すれば口当たりが荒い感じがします。ただ、しっかりした食感はそれはそれで悪くないと思います。味付けはコンビーフよりは幾分しょっぱいんですが、それでも低塩分なりの程度なので、そのまま苦もなく食べられます。原材料には香辛料とありますが、スパイシーさは特にないように感じました。肉の旨味もそれなりにありますが、味が濃い分素材の味を楽しむという感覚は薄いですね。悪く言えば、肉の旨味が少ないのを味付けでカバーしているようにも思えます。

総評

味わいは確かに異なります。素材の味をしっかり味わえるコンビーフに対し、味付けと歯応えのニューコンミートという感じでしょうか。コンビーフのほうに良いもの感があるのは間違いないですが、100円以上の差があるかというと微妙なところです。普段食べる分にはニューコンミートで十分かもしれませんが、シーンによって選び分けるのもいいでしょう。モノしんなら、料理に使う場合は濃い味付けと歯応えをとってニューコンミートを、そのまま食べるのであれば素材の味を楽しめるコンビーフを選びますね。