こんにちは、モノしんです!
皆さんはどこのメーカーの掃除機使ってますか?モノしんはマキタのコードレス掃除機が気に入っており、ここ最近2台続けて購入し使っています。
しかし、マキタのコードレス掃除機って非常に種類が多く、どれを選んだらいいのかかなりわかりづらいと思うんです。
そこで、モノしんが買った2台の比較を通して、皆さんの選択に役立つ情報をお伝えしたいと思います!
モノしんが買った2台について
まずはモノしんが買った2台のコードレス掃除機について説明します。
まず1台目は「CL102D」というモデル。
「BL1013」という10.8V1.3Ahのマキタのラインナップの中では小さなバッテリーを使用します。
ちなみに、10.8V1.3Ahの10.8Vは吸引力の強さ、1.3Ahはバッテリーの持ち時間につながる値と理解しておけば大丈夫です。
その他のデータはこんな感じ。
標準小売価格(バッテリー・充電器付き):20,500円(税別)
標準小売価格(本体のみ):7,900円(税別)
吸込み仕事率(ダストバッグ使用時):強 : 14W / 標準 : 5W
連続使用時間:強 : 約13分 / 標準 : 約21分
充電時間:約50分
集じん容量:ダストバッグ : 500ml / 紙パック : 330ml
質量(バッテリー含む/ノズル・パイプ除く):1.0kg
ここで知っておいてもらいたいポイントとしては、マキタのバッテリー外付け式のコードレス掃除機は、バッテリーが付属していない本体のみを買うこともできるってことです。
2台目は「CL181FD」というモデル。
付属バッテリーは18V3.0Ahの「BL1830B」。VとAhの数値から、1台目よりも吸引力が強く、持ち時間も長いと読み取れますよね。
また、付属するバッテリーはあくまでも18V3.0Ahのものですが、別途用意すれば18V1.5Ahや18V6.0Ahといった、Ah違いの18Vバッテリーも使用可能であるようです。
その他のデータはこんな感じ。
標準小売価格(バッテリー・充電器付き):42,200円(税別)
標準小売価格(本体のみ):11,700円(税別)
吸込み仕事率:強 : 37W / 標準 : 10W
連続使用時間:強 : 約20分 / 標準 : 約40分
充電時間:約22分
集じん容量:650ml
質量(バッテリー含む/ノズル・パイプ除く):1.4kg
選び方のポイントはこれ!
バッテリー外付けか内蔵か
モノしんが買った2台はいずれもバッテリー外付け式ですが、マキタの掃除機にはバッテリー内蔵のものも存在します。
手軽なのは内蔵式だと思いますが、何故モノしんが外付け式を選んだかというと、以下のようなメリットがあるからです。
バッテリー電圧(=吸引力)を選べる
バッテリー外付け式の場合、バッテリー電圧、すなわち吸引力を7.2V、10.8V、14.4V、18V、そして最強の40Vから選ぶことができます。
内蔵式の場合、モノしん調べではありますが、10.8Vしか存在しないみたいなんですよね。一応言っておきますと、10.8Vでも普通に使う分には十分な吸引力なんですが、もっと吸引力が欲しいと思ったときはバッテリー外付け式を選ぶしかないってことです。
ちなみに、バッテリー外付け式だからといって、10.8V用の掃除機に18Vのバッテリーを付けるということはできないので注意してください。掃除機本体に対して使用できるバッテリー電圧は固定です。
バッテリーが劣化したらバッテリーだけ買えば手軽に復活
バッテリーは充電を繰り返すごとに弱まっていき、明らかに吸引力が落ちてきます。
そうなったときに、バッテリー外付け式であれば、同じバッテリーを買うだけでほぼ新品状態の吸引力を復活させることができます。”ほぼ”と書いたのは掃除機本体側(主にモーター)の劣化もあるからですが、バッテリーによる弱まりのほうがはるかに大きいはずなので、バッテリー交換の効果は大きいと思います。
厳密にいうと、バッテリー内蔵式であってもバッテリーの交換はできるらしいのですが、本体の分解が必要になるなど、少なくとも手軽ではないはずです。
バッテリーを他の機器にも使いまわせる
外付け式のバッテリーは、マキタの他の機器にも使うことが可能です。工具やアウトドア用品など様々なラインナップがありますから、そういうものを購入する予定があるならバッテリー外付け式がおすすめです。その際は、欲しい機器と掃除機が同じバッテリーに対応していることを確認しましょう。
また、すでにマキタの機器を持っている人は、そのバッテリーに合わせた掃除機本体だけを購入するってことも可能ですよ。
バッテリー外付け式のメリットまとめ
・バッテリー電圧(=吸引力)を選べる
・バッテリーが劣化したらバッテリーだけ買えば手軽に復活
・バッテリーを他の機器にも使いまわせる
重さの違い
基本的に、バッテリーが強力なモデルのほうが重くなります。上に載せたバッテリーの写真でもわかる通り、大きさが全然違いますからね。
モノしんが所有する2台を比較すると、18Vモデルのほうが0.4kg重くなっています。
500mlのペットボトル飲料1本にもならない程度の違いではありますが、実際に掃除機を使うときには体感的にまあまあ違ってくると思います。成人男性ならあまり気にならないと思うんですが、女性は扱いが大変と感じるかもしれません。
掃除機は日々使うものですから、扱いやすさも大切です。吸引力だけでなく、重さにも注目してみてください。
スイッチ方式の違い
マキタのコードレス掃除機には、電源ON/OFFの仕組みとしてワンタッチスイッチ式とトリガー式が存在します。
モノしんが所有する2台はいずれもワンタッチスイッチ式。
電源(HIGH/LOW)スイッチを押せば吸引が始まり、OFFスイッチを押すことで吸引が止まります。この方式の場合は、電源スイッチを複数回押すことで2段階に吸引力が変更できるようになっています。
※上記とは異なる操作のワンタッチスイッチ式の機種も存在します。
トリガー式は、トリガーを引いている間だけ吸引するようになっているもの。メリットとしてはバッテリーの減りを最小限に抑えることができます。でも、トリガーを引き続けないといけないわけですから、指が疲れそうですよね。また、この方式の場合は、吸引力の変更は基本できないようです。
トリガー式はどちらかというと業務用向けの方式なので、家庭用として使う場合はワンタッチスイッチ式を選ぶのが無難でしょうね。
吸引力の違い
前述したように、バッテリーの電圧(V)の数値が吸引力の強さに関わってきます。
モノしん所有の2台で吸込み仕事率を比較してみると、10.8Vモデルは強モードで14W、標準モードで5W、18Vモデルは強モードで37W、標準モードで10Wと、2倍以上の違いがあります。
ただ、10.8Vモデルだけで数年過ごしていた経験から言わせてもらえば、10.8Vモデルであっても強モードなら日常使いでそれほど不満は感じないと思います。
バッテリーの充電時間の違い
バッテリーの充電は、この専用充電器を使って行います。
左が10.8V用、右が18V用。これらはバッテリー付きの掃除機を買えば一緒に付いてきます。
カタログ上のバッテリー充電時間は、10.8Vモデルが約50分、18Vモデルが約22分と、まさかの18Vモデルのほうが短時間。これは、充電器の性能によるものでしょうね。
まあ、この違いについては、掃除機を使ってない間にやっておけばいいことですから、実用上あまり気にならないかもしれませんね。
バッテリーの持ち時間の違い
カタログ上のバッテリー持ち時間は、10.8Vモデルが強モードで約13分、標準モードで約21分、18Vモデルが強モードで約20分、標準モードで約40分。
どちらであっても、1回の掃除時間で考えれば不足はないと思います
ですが、充電する頻度を考えれば、18Vモデルのほうが少なくて済むのは明らか。とは言え、充電作業自体は面倒じゃないですから、選ぶポイントとしてはそこまで重視しなくてもいいかもしれません。
ライトの有無
18Vのモデルには吸引口の辺りを照らしてくれるライトが付いています。
照射範囲は結構広く、明るさもなかなかのもの。家具の陰や隙間など、暗くてもちゃんと目視しながら掃除をすることができます。
なくても困りませんが、あると便利な機能ですね。
バッテリー電圧の低いモデルであってもライト付きのものはありますから、自分の掃除環境を考えてみて暗いところを掃除することが多いのであれば、ライトの付いたモデルを選ぶと満足感が高くなると思います。
ごみの捨て方
マキタのコードレス掃除機の集塵方式には、カプセル式と紙パック式の2つが存在します。
モノしんの買ったモデルでいうと、10.8Vが紙パック式、18Vがカプセル式です。
この違いは使い勝手に非常に大きく関わります。
まずは、カプセル式のメリット。
集じん容量が大きい
集じん容量、つまり本体の中に入るゴミの量ですが、カタログ上、紙パック式の10.8Vモデルはダストバッグ使用で500ml、紙パック使用で330ml、カプセル式の18Vモデルは650mlと、カプセル式のほうがかなり大きいです。
ちなみに、ダストバッグというのは不織布製の紙パックで、繰り返し使用が可能。紙パック式の本体を買えば1つ付いてきます。
集じん容量が大きいということはゴミ捨ての頻度が少なくなるということであり、ゴミ捨ては掃除機を使う上で一番の手間となる部分ですから、それは明らかなメリットと言えるでしょう。
次にカプセル式のデメリットを挙げてみます。
ゴミ捨て時にホコリが舞う
どんなに慎重に作業をしても、カプセルを開けたときに中のホコリがそれなりの量舞ってしまいます。
カプセルの開け方や本体の大きさを考えると、ゴミ袋の中に入れながら開けるということも難しく、家の中でやるのは現実的じゃないと思います。
仕方ないので、モノしんはいつも家の外でゴミ捨て作業を行っています。
この写真はゴミ捨てが終わった後。左のカプセル内は空になってますが、右のフィルターはホコリまみれなのがわかりますよね。これがどうしたってある程度は舞うわけです。
公式サイトにはカプセル式は簡単ゴミ捨てと書いてありますが、正直言って同意しづらいですね。
カプセルが意図せず開いてしまう
カプセルを開けるにはカプセル部分をひねるんですが、軽い力でひねれますし、ひねる角度もほんのちょっとなので、結構簡単に開いてしまうんです。
通常はひねるような動きはしないので問題ありません。しかし、本体からパイプを外す際、パイプをひねると外しやすいんですが、これを無意識にやってしまうとカプセルのほうが意図せずひねられて開いてしまうんです。で、カプセルが開くと、前述したようにホコリが舞います。
これ、モノしんも母もやらかしてますから、決してレアケースじゃないです。
カプセル式のメリット・デメリットまとめ
【メリット】
・集じん容量が大きい
【デメリット】
・ゴミ捨て時にホコリが舞う
・カプセルが意図せず開いてしまう
カプセル式のメリット・デメリットがわかったところで、今度は紙パック式のメリットを挙げてみましょう。
ゴミが捨てやすい
本体から紙パックを外し、本体と紙パックを接続する部品(バルブステー=下の写真のオレンジ色の部品)を外し、あとは紙パックごと捨てるだけなので非常に簡単です。
バルブステーを外すときに多少ホコリは舞いますが、紙パックの大きさならゴミ袋の中に入れて作業もしやすいので、問題なく家の中でできます。
前述した不織布製のダストバッグを使う場合は、ダストバッグからゴミを出して捨てる作業が発生します。
だとしても、小さいので作業がしやすく、カプセル式との比較なら全然楽だと思います。
では、紙パック式のデメリットは何でしょうか。
集じん容量が少ない
さきほども記載しましたが、紙パック式の10.8Vモデルはダストバッグ使用で500ml、紙パック使用で330ml、カプセル式の18Vモデルは650mlとなっています。
カプセル式と比較するとゴミ捨て頻度は多くなりますね。
コストがかかる
紙パックは使い捨てですから、なくなったら当然買わねばならず、使う限りずっとかかり続けるコストになります。
前述した通り、使い捨てではないダストバッグもありますから、それを使用すればゴミ捨ては多少面倒になる代わりにこのコストはかからなくなります。
紙パック式のメリット・デメリットまとめ
【メリット】
・ゴミが捨てやすい
【デメリット】
・集じん容量が少ない
・コストがかかる
かいつまんで言ってしまうと、ゴミ捨てが面倒でも頻度が少なくて済むカプセル式か、ゴミ捨てが簡単だけど頻度が多くコストもかかる紙パック式かってことですね。
どちらが良いかは人それぞれだと思いますが、モノしん的には、紙パック式をダストバッグで使うのが無難かなと思っています。
まとめ
以上のように、マキタのコードレス掃除機を選ぶポイントを書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
コードレス掃除機というと、やはりダイソンが有名ですし選びたくなるところですが、マキタのものも使ってみるとかなり満足感が高いと思います。
国内メーカーであることの安心感もありますし、是非とも候補に入れてほしいです。
下に商品リンクは貼りますが、あくまでもモノしんが所有するモデルのものです。そのまま注文してしまわず、この記事を参考に自分に合うモデルを探してから買うようにしてくださいね!