こんにちは、モノしんです!
ずっと欲しいと思っていた車載できる冷蔵庫をこの度購入したので、開封レビューをお届けしたいと思います!
買った冷蔵庫はこれ!
EENOUR 車載冷蔵庫 S42!
EENOURの読み方がわからないと思いますが、取扱説明書に明記されてました。
”イーノウ”とのこと。どうやら中国のメーカーのようですね。
商品情報
まずは商品情報をごらんください。
価格:54,960
本体寸法:約幅63.5×奥行37.5×高さ43.6cm
本体重量:約14kg
容量:約42リットル
電源:AC100V 50/60Hz、DC12/24V
消費電力:50W
設定温度:-20℃~10℃
コード長さ:AC電源コード+アダプター 約2.0m、DC電源コード 約2.5m
メーカー公式サイトでの価格は54,960円となっているものの、ネットで商品を検索してみるとわかりますが、2023年12月現在30,000円以下で購入することができ、42リットルという大容量の割には格安と言えると思います。
ちなみに、サイズにはバリエーションがあり、モノしんが購入した42リットルの他に25リットル、32リットル、52リットルのものが存在します。
ただ、25リットルについては実際に売っているお店を公式サイト以外では見付けられなかったので、あまり出回ってないのかもしれません。
開封レビュー
本体がそもそも大きいので、箱はさらにでかいですね。
測ってみると、約幅64×奥行44×高さ52cmありました。
では開封していきましょう!
梱包
本体上下にしっかりした発泡スチロールが入っていて好印象です。
これなら輸送中の破損の心配はあまりないんじゃないでしょうか。
上の発泡スチロールを出して本体とご対面!
本体に対して余裕のある大きさ箱であることがわかりますよね。ただし幅については持ち手や操作パネルを含めるとギリギリサイズなので、そこは若干心配な部分ではあります。
外観
第一印象としては、思ってたより安っぽい…。まあ、価格から考えれば妥当かもしれませんが。安っぽく感じた一番の原因は、やはり外装の材質ですかね。
例えるなら、軽自動車のダッシュボードの感じでしょうか。
通気口が空いてるところは手で押したらペコペコへこむのもなんだかなあ…。
しかしながら、アウトドアなど持ち出してガシガシ使うことを考えると、樹脂製であることはむしろメリットになるでしょうね。
ちょっと気になるのは脚。
本体と一体成型で、左右2箇所ずつリング状に出っ張ってるだけ。滑り止めがないので、車の荷室の素材によっては加減速したときに動いてしまうこともありそうです。
また、向かって左側の脚のリングの中には謎の穴が…。
製造上の都合で開けたような穴に見えますね。もちろん庫内にまで貫通しているわけではないので、気にしないことにしてます。
大きさと重量
大きさは約幅63.5×奥行き37.5×高さ43.6cmと商品情報にありますが、測るとだいたいその通りでした。販売サイトによっては幅57cmと書いてありますが、それは持ち手を含まない幅なので注意してください。
重量も商品情報通り、14kgありました。大きさの割には軽く感じますが、当然使用時は中に物を入れますから、その量によっては相当な重さになるのは覚悟しなければいけませんね。
操作パネル
右側面には操作パネルが設置されています。
庫内温度の設定の他、運転モード(急速運転orエコ運転)の切替、バッテリー保護レベルの切替、運転のON/OFFを行えます。
バッテリー保護レベルというのは車で使う際の設定で、車のバッテリーの状態に応じて冷蔵庫の運転を停止する機能が働くタイミングを3段階で決められるようです。
液晶パネルには、通常時は現在の庫内温度が表示されます。
持ち手
持ち手となるハンドルはしっかりしたものが左右に付いていて、使用時は上向きにします。
1人で持つ場合も左右から2人で持つ場合も持ちやすいハンドルになっていると思います。
開閉ロック
ロックは慣れないとちょっと開けにくいですね。
力はそんなに必要ないんですが、レバーの形状が平らで浅いため指が引っかかりづらいんですよね。まあ、慣れれば問題はないレベルだとは思いますが。
フタ
フタ内側にチェーンが付いていて、90°とちょっと以上は開かないようになっています。
フタ自体も開閉も軽く、扱いやすいと思います。
庫内
庫内は2つのスペースに分かれています。
右のスペースは幅が狭く、高さも浅くなっていて、さらに温度は固定となっているとのこと。
ご覧の通り、1000mlの牛乳パックを並べられない幅ですし、500mlのペットボトルを立てるとフタが閉まらないくらい浅いです。
温度が固定であるという点は、自分では確認できてないですし、実は取扱説明書にも書かれておらず、公式サイトおよび販売サイトの情報です。固定温度は0℃~10℃とのこと。これについてはいずれ確かめたいと思ってます。※記事執筆時点では設置場所の温度がそもそも10℃以下なので検証できない。
メインは左のスペースで、容量は大きく、温度は-20℃~10℃の範囲で設定可能となっています。
幅も高さも十分あります。2リットルのペットボトルが用意できなくて申し訳ないのですが、庫内の白い部分の高さが31cmあり、2リットルペットボトルの高さも一般的に約31cmとのことなので、ちょうど収まる感じになりそうです。
右のスペースの上にはライトが備えられていて、フタを開けると点灯して庫内をしっかり照らしてくれます。
電源
本体右側面に電源コードを接続する端子があります。
ここにちょっと不満を感じてるんですよね。電源コードの抜き差しが結構シブく、こじらないといけないのがまず1つの不満。もう1つ、電源コードを差した状態にあるんですが、それは後ほど。
付属品
付属品は、庫内の右のスペースに入っていました。
取り出すとこんな感じ。
左の箱の中身はAC電源コードで、右はDC電源コードと取扱説明書です。
箱から出したAC電源コードがこちら。
AC電源コードはご家庭のコンセントで使えるものとなっており、2つを繋げて使用します。
繋げると商品情報通り、約2.0mの長さに。結構デカめのアダプターは、本体側から約40cmのところにあります。
DC電源コードがこちら。
DC電源コードは車のシガーライターソケットで使えるものとなっており、こちらも商品情報通り、約2.5mの長さ。これだけの長さがあれば、前席にしかシガーライターソケットがない車種であっても、冷蔵庫を置いたトランクまでたいていは届くんじゃないでしょうか。もちろん車種によっては届かないこともあるでしょうから、要確認ポイントではありますね。
電源コードを本体に差し込むとこのようになります。
前述した電源にまつわるもう1つの不満がこれなんですが、なぜかコードが上向きになるんですよ。コードに負担がかかりそうですし、なんとも不格好で気に入りません。
ちょっと調べてみたところ、元々は下向きだったらしいんですが、顧客要望に応えた商品改良により上向きになったとのこと。下向きにどういう不満が寄せられたのか、上向きにするのがなぜ改良なのか、正直よくわからないんですが、とにかくそういうことみたいです。
購入する前に知っておいてほしいこと
取扱説明書に”使用上の注意”として記載されている内容に、是非知っておいてほしいことがあります。
それは、”一般的な冷蔵庫とは異なります。本製品は、保冷を目的としています。”という部分。簡単に言うと、冷却能力は普通の冷蔵庫と比べて劣るということであり、あらかじめ冷やしておいたものを入れるのが前提ということです。
外気温の影響も大きいようなので、夏場に使用する際には、保冷剤であらかじめ庫内を冷やしておくなど工夫が必要になるでしょうね。
最低温度設定で氷を作ってみた
保冷が目的ということは理解した上で、ちょっと実験してみたいと思います。
一応あらかじめ言っておくと、実験時はすでに寒い季節になってきており、設置場所の室温は6℃!
そんなわけで、冷蔵庫にとっては非常に有利な条件での実験となることをご了承ください。
で、実験方法ですが、まずは設定温度をマイナス20℃にセット。
庫内左側スペースに水道水を注いだ製氷皿を入れ、凍らせることができるかを確かめてみたいと思います。
待つこと3時間。このようになりました。
まだ完全に凍ってはいないものの、凍ってますね。
このまま待てば完全に凍らせることができると判断し、今回は実験終了としました。
やはり使いたいシチュエーションとしては夏の暑い時期でしょうし、暖かくなったらまた実験したいところではありますね。
まとめ
実売価格を考えると、十分満足できる商品だと思いました。アウトドアだけでなく、非常用の冷蔵庫としても役に立つはずです。
かなり大きいので、未使用時の置き場所が一番の問題ですかね。その部分がクリアできるなら、持っておいて損はない商品だと思います!