こんにちは、モノしんです(^_-)-☆
皆さん、ベタって魚をご存じですか?
人気のある魚ですし、コップで飼育可能なんて紹介されたりもしてますから、知っている人も多いのではないかと思います。
そのベタを、モノしんも飼い始めました!
コケで汚く見えますが、リアルなところをお伝えしたいのでご容赦ください。
モノしん的によーく考え、ベタの特徴にあった飼育環境を作ったつもりなので、今回はそれをご紹介したいと思います。
飼育環境の紹介のあとには飼育方法についても書いてますので、是非最後までお読みください。
目次
ベタの特徴とは
まずは、ベタがどんな特徴を持つ魚なのか書いていきたいと思います。
大きいヒレは基本的にオス
ベタのトレードマークとも言える大きなヒレは、基本的にはオスの特徴となっています。
しかしながら、メスでも他の魚に比べれば大きなヒレを持ち、美しい体色はオスでもメスでも変わりません。
モノしんが飼育しているのはオスですが、オスとメスには次項で書く違いがあるため、あえてメスを選ぶのも全然ありだと思います。
非常に気が強い
ベタは闘魚という呼び名があるくらい、気の強い性格をしています。
特にオスはその傾向が強く、縄張りに入った生き物に対しては、ベタでもそれ以外の魚でもエビや貝でも攻撃をしかけます。
これはコケ掃除をしてもらおうと試しにレッドラムズホーンを1匹入れた時の写真なんですが、ベタが思いっきりレッドラムズホーンを狙っています。
このあと執拗に攻撃を始めてしまったので、レッドラムズホーンは元いた水槽に戻しました。
そんなわけで、オスのベタは単独飼育が基本となっています。
メスの場合はいくぶんか穏やかなので、メスのベタ同士や他の生き物との混泳は現実的にはなってきます。ただ性格は個体差もあり、超強気なメスのベタもいるようなので、絶対に大丈夫とは言い切れないのが難しいところです。
水中に酸素がなくても生きられる
エアレーション、つまり水の中に酸素を送りこむことですが、ベタ飼育においてはこれが不要となります。
そんなことを他の魚でしてしまったら酸欠で死んでしまうのですが、ベタは空気中から酸素を取り込むことができる器官を持っているため、水中に酸素がなくても生きていくことが可能です。
この点が、コップで飼えると言われる大きな理由でしょうね。
水流に弱い
ベタは大きなヒレのために水の抵抗を受けやすく、水流があると流されてしまい、それに逆らって常に泳ぎ続けようとしてしまいます。そんな状況では体力がどんどん減っていくことになるため、ベタに水流は大敵となっています。
適応水温については諸説あり
まず高温側については、モノしんの実体験として、昼間30℃に到達する状態が2~3週間続いてもまったく問題ありませんでした。
低温側については未経験ですが、ベタがタイ原産の熱帯魚であることや、ネットでの情報から、あまり強くないと考えたほうがいいでしょう。15℃前後でも生きられるという情報もあるものの、健康に過ごしてもらうためには20℃は下回らないようにしたほうが良さそうです。
モノしんのベタ飼育環境
では、以上のベタの特徴を踏まえて作った、モノしんの飼育環境を見ていきたいと思います。
全体像はこんな感じ。
水槽
まずは一番大事な水槽ですが、GEXの「グラステリア 250水槽」です。
大きさは幅約25×奥行17×高さ21cm、水量は約7.5Lとなっていて、ベタの単独飼育には十分な大きさだと思います。
一応書いておくと、コップでの飼育はオススメできません。ベタに限った話じゃないですが、少ない水での水槽管理は難易度が高くなります。水質や温度の変化が大きくなりますから。コップ飼育するならそれなりの知識と手間をかける覚悟が必要でしょう。
照明
照明はだいぶ前にAmazonで買った格安LED照明。
この記事で紹介しているものです。
同じものはもう売ってないですね。
水槽の幅が照明の対応サイズより狭いため、水槽付属のガラスフタの上に直接載せるかたちとなっていますが、これはあまり真似しないでほしいところ。
実はちゃんと置ける新しい照明をもう買ってあるので、それはまた後日レビューしたいと思っています。
照明を設置すると、水槽の中にどうしてもコケが繁殖しやすくなり、掃除が結構大変になりますね。水槽の設置場所が明るくてベタをちゃんと観察できるなら、照明は必須ではないでしょう。
寝床
寝床として、水作の「ベタのおやすみリーフ」とスドーの「土管 ミニ」を設置しています。
「ベタのおやすみリーフ」はさすがベタの専用品だけあり、設置して数日は使ってくれませんでしたが、今では夜はたいていここで休んでいます。
土管もたまに入って休んだり遊んだり?しているので、入れて良かったと思ってます。
こういったものを設置する場合は、ベタの大きなヒレが引っ掛かってしまうような突起など
がないことを条件に選ぶと安心です。
フィルター
フィルターはペットショップで購入したスポンジフィルターを設置しています。メーカーや品名は忘れてしまったんですが、おそらくはLSS研究所の「Nanoスポンジフィルター LS-20」でしょうか。
設置の際のポイントとしては、水流をやわらげるために、吐出口をガラス面に向けています。
ベタにはエアレーション不要と前述しましたが、このフィルターからの吐出水によって水面が揺れるため、ある程度の酸素は水に溶け込んでいると思われます。
フィルターの動力はGEXのエアーポンプ「e~AIR 1000SB」。
このエアーポンプは電源コードが約40cmと短いため設置場所の自由度が低く、本当はよろしくないんですが、水槽よりも低いところに設置しています。
水槽よりも低いところに設置すると、エアーポンプが停止した時に水槽の水が逆流してポンプが壊れてしまうことがあるみたいですね。それを防ぐには逆流防止弁というものが有効なので、モノしんも近日中に設置予定です。
また、このエアーポンプは振動音が結構うるさいので、スマホ買った時の箱の中に入っていた緩衝材を下に敷いています。これにより振動音がかなり抑えられますし、エアーポンプが振動により徐々に動いてしまう現象も防げるのでオススメ。
ちなみに、フィルター自体の音は吐出口からのブクブク音がそれなりにします。モノしんはあまり気にならないので特に対策などもしてませんが、気になる人は気になる音量だと思います。
ヒーター
ヒーターはGEXの「セーフカバーオートヒーター20」。
8リットルの水量まで対応でき、26℃に自動で保温してくれるものとなっています。
なかなか存在感のある大きさですが、安全のためのカバー付きなので仕方ないですね。
消費電力は20Wで、電気代は料金単価にもよるので正確ではないですが、24時間点きっぱなしだとしても、1ヶ月当たり500円くらいを見込んでいます。
真冬のモノしん家は非常に寒いので、その中でも十分に効くかどうかはこれから確認となります。
底砂
水槽の底に敷くものは、ぶっちゃけなんでもいいと思います。むしろ敷かなくてもいいくらい。
モノしんは、ベタに有害なアンモニアを分解してくれるバクテリアが底砂に繁殖してくれることを期待して、一応敷いています。
敷く場合のポイントとしては、ベタのフンを見付けやすく回収しやすいものを選ぶのがいいと思います。
ベタのフンはこんな感じ。
スポイトがあれば簡単に回収することができます。
飼育水
水槽内の水は、基本的にはカルキ抜きした水道水で問題ないと思います。
が、モノしんは1つ手を加えています。
実は以前一度ベタ飼ったことあるんですが、病気で早死にさせてしまったんです。その反省として、GEXの「塩で元気 ミニタブレット」を入れて飼育水を薄い塩水としています。
そうすることで、ベタの免疫力アップが期待できるんです。実のところ賛否両論ある方法ではあるんですが、今のところ問題なく元気に過ごしているので、モノしんとしてはこれを継続するつもりです。
モノしんのベタ飼育方法
飼育環境が一通り紹介できたところで、飼育方法についても書いておきます。
エサ
エサはGEXの「ベタフード」のみを与えています。
量は朝晩5粒ずつ。基本的に残さず食べてくれるので、食べ残しで水を汚すことがありません。
このエサは350円+税と非常に安価ですが、1年以上もちそうなくらい大容量。
エサ代はほとんどかからないと言っても差し支えないですね。
人間がエサをくれるとベタが認識すると、水槽に近付くだけで寄ってきてくれるようになりますよ!
水換え
1週間に一度、1/3くらいの飼育水を捨てて、500ml×3または4のカルキ抜きした水道水を入れます。500mlの倍数としているのは、塩タブレットが500mlにつき1粒なためです。
このとき、水槽の水と新しい水の温度が違いすぎないよう注意します。ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、指を入れてだいたい同じくらいかなって感じで大丈夫です。
温度の調整は、カルキ抜きする前の水道水に電気ポットのお湯を注ぐことで行っています。
水槽に新しい水を静かに注いだら、入れた水の量に応じた塩タブレットを投入して完了です。
フィルターやコケの掃除
フィルターのスポンジや水槽内のコケについては、見苦しくなり次第、水換えと同時にやっています。
スポンジは繁殖した有益なバクテリアを生かすために飼育水で洗うのがいいらしいんですが、正直面倒ですし、モノしんは底砂にバクテリアがいると信じているので、水道水で洗ってしまってます。それで今のところ問題はないですね。
コケはスクレーパーやメラミンスポンジを使って落とします。
まとめ
以上のように、ベタの飼育環境と飼育方法をご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。
最後に、モノしんが考えるベタの良いところをまとめてみました。
モノしんの考えるベタの良いところ
・ベタ自体が安価(高いのもいるけど、基本1000円前後)
・飼育環境も安価に揃えられる(10000円以下)
・ランニングコストも安価(水量少ないので、一番高いヒーターの電気代も抑えられる)
・いろいろ安価なのに美しい
・単独飼育で愛着がわく
・手間がかかりすぎずに水槽管理の楽しみが得られる
ベタ飼育に興味がある方は、この記事を参考に是非始めてみてください!