こんにちは、モノしんです(o≧▽゚)o
モノしんのTwitterをチェックしていただいている方はすでにご存知かと思いますが、なんと!モノしんが飼育している青コリドラスが産卵しました!!
仕事から帰宅して水槽を見ると、いたるところに上の写真のような卵のかたまりが。実はモノしんにとって初めてのコリドラスの産卵だったため、最初はどの生き物の卵かわからなかったんですよね。と言っても、候補はアカヒレ、どじょう、コリドラスくらいしかいないので、多分コリドラスだとは思いましたが(笑)
正直、コリドラス水槽では生き物を繁殖させようという気は全くありません。というのも、水槽があまり大きくないので、生き物の数が多くなると問題があるからです。
1匹あたりのスペースが狭くなることによってストレスが増しますし、争いが起こることもあるでしょう。また、水が汚れるのが早くなったり水中の酸素が不足したり、とにかく生き物にとってデメリットだらけです。
しかしながら、せっかくの機会ではありますし、そうそううまく孵化することもないようなので、出来る限りのことはしてみようと思いました。孵化した場合は予備の使ってない水槽もありますし、おそらくなんとかなるでしょうからね。
隔離場所を自作してみよう
まずしなければならないのは、卵を隔離することです。そのままにしておくと、親であるコリドラスを含めた生き物達が食べてしまうからです。実際コリドラスが食べてるシーンを目撃しちゃいましたし(;・∀・)
ではどこに隔離するかですが、もちろん水槽とは別にケースなどを用意してもいいのですが、管理が面倒になっちゃいますよね。特に小さいケースだと水温や水質の変化が大きくなるので、卵にとって良い環境を保つのも難しくなりがちです。そこで、このようなアイテムが。
水槽の外側に引っ掛けて設置し、エアーポンプを使うことで水槽の水を循環させることができます。これを使えば非常に楽に隔離環境を作ることができるでしょうが、今回は買いに行く時間がなかったので、ありあわせのもので自作してみました。
作り方は簡単。まずはスドーの水草のソフトおもりで水槽に引っ掛けるための金具を作ります。
用途以外に使用するなと書いてありますが、水槽での使用なので大目に見てもらいましょう…。手で簡単に曲げることができるので加工は簡単です。水槽のフタの開口部に引っ掛けるつもりなので、それを考慮した長さにしています。
本体部分はブロッコリースプラウトが入っていた容器を利用。上で作った金具を取り付ける穴と水が出入りする穴を開けるだけ。水の出入り穴は水が循環しやすいように上下に開けましたが、卵や稚魚が流出しないように小さめにしました。
あとは容器に金具を固定するだけで完成です(*^o^*) お気付きのように、スドーのサテライトのように水槽の外側に設置するわけではなく、水槽の内側に設置することになります。
卵を移動させよう
さて、作った隔離容器を水槽内に設置したら、いよいよ卵を移動させますよ!
まずは卵を水槽の壁から取る必要があります。方法はいろいろ考えられると思うんですが、デリケートな作業ですから、手でやるのが一番だろうとモノしんは考えました。水槽の壁をなぞるように、卵を下から指でこそぎ取ります。卵を傷付けないよう優しくしなければなりませんが、結構強固に水槽の壁に張り付いているため、ある程度の力は必要になります。まあ、その力加減はやってみなければ分からないところでしょうね。ただ、卵は結構丈夫なようで、今回の作業では潰れたりするようなことは一度もありませんでしたよ。
こそぎ取った卵は、うまくできれば指の上に、失敗すると水槽の底に落ちていきます。どちらにしても、もう片方の手でスポイトを使い吸い取って、隔離容器に入れていきます。
全て移してこのようになりましたヾ(´^ω^)ノ
アップで。
さらにアップ。
横から。
フタを閉めるとこんな感じ。
懸念事項としては、隔離容器の水の循環穴が小さいため、あまり水が循環してないように見えること。循環していなければ水質はすぐに悪化しますから、卵に良くありません。この点は毎日朝晩手作業で隔離容器の水を入れ替えることでカバーしようと思います。
まとめ
さて、とりあえずは卵の隔離に成功しましたが、孵化するかどうかは全くわかりません。1個も孵化しないということも珍しくないようですし、最善は尽くすつもりですがあまり期待はせずに待ちたいと思います。
ちなみに、現時点(10月)での水槽の水温はだいたい21℃くらい。孵化には温度が重要なのだそうですが、最適な温度よりは若干低いかもしれません。
では、続報をお待ちください!