【缶詰】マルハニチロの「さばのトマト煮」を実食レビュー!さらにそうめんアレンジも試してみた!

【缶詰】マルハニチロの「さばのトマト煮」を実食レビュー!さらにそうめんアレンジも試してみた!

こんにちは、モノしんです(^_-)-☆

今回食べるのはこれ!

「さばのトマト煮」パッケージ

マルハニチロ さばのトマト煮

さばのトマト煮という料理、モノしんは食べたことなかったんですが、調べてみるとそれなりにメジャーな料理であるようですね。しかしながら、その缶詰というのはなかなか珍しいんじゃないでしょうか。

一体どんな味なのか、試してみることにしましょう!

商品情報

まずは商品情報をご覧ください。

【マルハニチロ さばのトマト煮】
 内容量:150g
 エネルギー:165kcal
 食塩相当量:1.5g
 DHA:660mg
 EPA:210mg

同社の「さば水煮」と比較してみると、興味深い違いがありました。

「さば水煮」は内容量が190gなんですが、エネルギーが317kcalと、量の増加量以上にエネルギーが増加しています。単純に考えると水煮のほうがローカロリーに思えますが、トマト煮のほうがローカロリーなんです。

また、「さば水煮」のDHAは2717mg、EPAは2071mgと、比較にならないレベルで含有量が多くなっています。なので、DHAやEPAの健康効果目的で食べるなら、トマト煮はまったくオススメできません

なぜこんな違いがあるのか調べてみると、公式の商品情報に以下のような記載がありました。

さばに衣を付けて揚げることで、さば特有の臭みを抑えました。

マルハニチロ|さばのトマト煮

なんとさばを揚げてあるとのこと。DHAやEPAは揚げると多く失われることが確認されているようなので、含有量が少ない一因にはなっていそうですよね。でもそうなると、ローカロリーなのはますます謎です。

さば以外の具も入っている

では、開封してみましょう!

「さばのトマト煮」開封

トマトソースたっぷりで、中身がよくわかりません(笑)

なので、器にあけました。

「さばのトマト煮」中身

さば以外に、じゃがいもとオリーブが入っていることが確認できますね。

さばとトマトの相性は良好

では、食べてみましょう!

味付け

よく煮込んだトマト感が結構ありますね。酸味はそれほど強くなくマイルド。塩味もあまりなく、とにかくトマトの旨味を前面に押し出してると感じました。

ちょっと残念なのは、魚の缶詰でたまに感じられる苦味があったことでしょうか。

さば

肝心のさばについては、公式の商品情報に「さばに衣を付けて揚げる」とありましたが、それを知らずに食べたところ、まったく気付きませんでした。水煮のさば缶に比べて、ちょっとパサパサしてると感じたんですが、それは揚げたことによるものかもしれません。

生臭さはほとんど感じられず、トマト味との相性は良いですね。

もう1点気付いたこととしては、骨がありませんでした。水煮のさば缶だと、たいていは骨も一緒に煮込まれていてまるごと食べられますよね。トマト煮には合わないという判断なのかもしれませんが、少し物足りなく感じたのも事実です。

さば以外の具

オリーブはまるごと入っていて、食べ応えがありました。残念ながらオリーブを食べ慣れていないため、味の良し悪しは判断つかないんですが、少なくともまずくはなかったです。個体差かもしれませんが、1つしか入っていませんでした。

じゃがいもは1cm角くらいのものが4、5個入っていました。ほどよく煮込まれていて柔らかすぎない歯応えが楽しめ、存在感があってとても良かったです。トマト味との相性もばっちりですね。

他にたまねぎも入っていたようなんですが、存在に気付かなかったです。

即興そうめんアレンジ!

正直なところこの商品、単独で食べるなら水煮のさば缶を超えるものではないと感じました。そこで、1/4ほど食べたところでアレンジをしてみることにしました。

公式でもいくつかアレンジメニューが紹介されているんですが、今回やったのはオリジナル(というか単に適当)の即興そうめんアレンジ!

作り方は非常に簡単です。

まず、「さばのトマト煮」を適当にほぐします。

「さばのトマト煮」を適当にほぐす

その裏で、そうめんを規定の時間よりちょい短めにゆでておきましょう。今回使ったそうめんの規定ゆで時間は2分30秒だったので、2分ほどゆでました。

ゆで終わったら、よーく水で洗い、水を切ります。このレシピにおいて、「ゆでたそうめんをよく水で洗う」のはおそらく一番重要です。これをやらないと、後々そうめん同士がくっついて仕上がりが悪くなってしまいます。

そうめんの準備ができたら、ほぐした「さばのトマト煮」を油をひいたフライパンで軽く炒めます。

「さばのトマト煮」を炒める

使う油はオリーブオイルにしました。火加減は中火以下でいいと思います。そのままでも食べられるものですから、火を入れるというよりは温めるイメージで。炒めながら、塩味を補強するために醤油を少々まわし入れました

「さばのトマト煮」が温まったら、火加減を弱火にし、ゆでておいたそうめんを入れ、混ぜ合わせていきます。

「さばのトマト煮」とそうめんを混ぜ合わせる

そうめんが温まったら、完成です。

「さばのトマト煮」のそうめんアレンジ

なかなか美味しそうにできました!

アレンジしてみて

味の詳細なレビューはしませんが、これはアリ!「さばのトマト煮」単体で食べるよりも、確実に美味しいと思います。

反省点を挙げるとすれば、塩味が足りなかったことですかね。醤油少々を入れましたが、コンソメなどでしっかり味付けしたほうが良かったと思います。

まとめ

単独で食べたときに気になったのは、パサパサ感と苦味です。それらを解決してくれるのがアレンジ!余計な味付けがされていないことで、色々なアレンジが考えられると思うんです。この商品は、単独で食べるものではなく、アレンジに使う素材の一つとして考えるのがベターだと思いました。

公式で紹介されている「さばのトマトパスタ」なんて絶対美味しいでしょうし、是非試してみたいですね。