【アクアリウム】コリドラスの卵が孵化!それまでの経緯、その後の対応とは?

こんにちは、モノしんです!

モノしんのTwitterを確認していただいている方はすでに知っておられると思いますが、青コリドラスの卵が孵化し、赤ちゃんコリドラスが誕生しましたヽ(*´∀`)ノ

産卵については以前記事にしましたが、その時は孵化には失敗したのでした。

実はこの後も産卵は何度もしていたんですが、季節柄水温が低くなってきていることもあり、孵化は諦めて放置してたんです。そして実際卵は白くなったり黒くなったりして孵化しないので、毎週の水槽掃除の時に処分してしまっていました。

ところが…

隠れ場所があっては気付くのは難しい

コリドラスは底の砂を巻き上げながら餌を食べるため、水草やオブジェに汚れが降り積もることになります。そこでモノしんは1カ月に1回程度、水槽の中の取り出せるものは全て取り出す大掃除を行うんですが、その際、小さな動くものがいるのを発見!その姿的にも状況的にもコリドラスの稚魚としか思えません!

たくさん産まれた卵のうち一部は知らないうちに孵化していたんですね(゜o゜*) しかし、コリドラスの稚魚は非常に小さく、おそらくは物陰に隠れたがるでしょうから、水草やオブジェといった隠れ場所がある状態では見付けるのはかなり難しいと思います。それまでもいくつかは孵化していたのかもしれませんが、気付かないうちに死んでしまっていたのではないでしょうか。

コリドラスの卵が孵らないと悩んでいるのであれば、隠れ場所を一度撤去してみるのもいいと思います。モノしんの水槽と同じように、密かに孵化して隠れているかもしれませんよ?

稚魚を育てるためにしていること

さて、せっかく孵化した稚魚ですが、そのままにしておいては生きながらえることはできないでしょう。コリドラス水槽は無加温なので水温が低すぎますし、アカヒレ、どじょう、そして親であるコリドラスによって、故意ではなくても食べられてしまうことがあるようです。そこで、使っていなかった小さい水槽があったので、稚魚専用の水槽として急遽立ち上げました!

それがこれです!!

新たに立ち上げた稚魚専用水槽

上から。

新たに立ち上げた稚魚専用水槽上から

この水槽の環境について説明します。

まず水槽の大きさですが、幅25cm×奥行17cm×高さ21cmとなっています。GEXのグラステリア250という製品ですね。

約7.5リットルのこの水槽に、半分より少し多めの約4リットルの水を入れました(水温計の吸盤の下縁を水量の目印としています)。水は稚魚が元々いたコリドラス水槽の水を2リットル程拝借し、残りはテトラ アクアセイフプラスでカルキを抜いた水道水です。すでに立ち上がっている水槽の水を使うことで、本来なら目的の生き物を入れるまで1週間以上かかる水槽の水作りを省略することが可能なのです。

そして10Wのヒーターと水温計を設置。ヒーターはちょっと前に記事にしたのと同じ製品です。適応水量が4リットルなのでちょうどいいですね。

あとは水質改善の助けになることを期待し水草(アナカリス)、余分な餌を食べてくれることを期待し1匹のレッドラムズホーン、気分的に少量の底砂を入れました。後々思ったことですが、掃除の邪魔になるだけですし、底砂は入れないほうが良かったですね(⌒_⌒;

フィルター、エアレーションはなし。毎日掃除と水換えをする前提のため、なくて問題ないと判断しました。

日々の世話はそれほど大変ではない

さて、用意した専用水槽に稚魚をスポイトで吸って入れていきます。その作業を終えてビックリ、なんと全部で22匹もの稚魚が隠れていました∑( ̄□ ̄;) 果たして、そこから何匹大人まで成長させることができるでしょうか?

青コリドラスの稚魚1

先程毎日掃除と水換えをする前提と書いたので世話が大変そうと思ったかもしれませんが、実際のところそこまで大変ではありません。作業は仕事から帰宅して夕食を食べた後。工程は以下のような感じです。

1.水槽の底に溜まっている餌の残りやレッドラムズホーンのフンをスポイトで大まかに取る。

2.1.5リットル程度のカルキ抜きした水道水(温度が低すぎる場合はお湯を混ぜる)を水槽に入れる。

3.水温計の吸盤の位置を目印に、スポイトで汚れを吸い取りつつ水を元の量まで減らす。

4.餌を入れる。

これだけです。30分もあればできるので、すごい手間がかかるとは言えないでしょう。この作業で注意するのは、やはり水道水を入れる時に水温が変わりすぎないようにすることですね。この時期水道水はかなり冷たいので、そのまま入れてしまうと水温が急激に下がり、稚魚にダメージを与えてしまうことになるはず。

青コリドラスの稚魚2

餌は冷凍ベビーブラインシュリンプを与えています。最初の数日は食べなかったものの(孵化直後は栄養の入った袋が体についていて、その栄養がなくなるまでは餌を食べないとか)、今ではちゃんと食べているようです(*´∀`)

ヒーターが凶器となった

稚魚の飼育においてはどのヒーターでも同じなのかもしれませんが、設置した10Wヒーターの記事で注意すべきとしていた点がまさに凶器となってしまいました…。

ヒーター裏面の穴

ヒーター裏面の吸盤取り付け穴。ここに暖を求める稚魚が入り込んでしまうんです。2日ほど経過してどうも稚魚の数が少ないと思った時はすでに遅し、もしやと思いヒーターを取り外して振ってみると、☆になった稚魚たちがパラパラと…(T T) 危険性はわかっていたのだから、もう少し早く気付くべきでした。これで12匹もの稚魚が死んでしまい、残りは10匹となってしまいました。

上記のようなことがあったものの、今の季節ヒーターを設置しないわけにはいきません。そこで以後は掃除の際には必ず稚魚の数を確認し、足りない場合はヒーターを取り外して振っています。そうすると、ヒーター内にいたのが短時間だからか、少し成長して体力がついたからかはわかりませんが、生きたまま出てきます。この時、必ずヒーターの電源はコードを抜いて切るようにしてください。ヒーターの故障を防ぐためです。

まとめ

上述したようなことがあり半数以上も死なせてしまいましたが、残りの10匹は今のところ元気に育っています。またしばらくしたら状況報告の記事を書こうと思っていますので、お楽しみに!