【アクアリウム】青コリドラスの無加温飼育!一冬越してどうなった!?

こんにちは、モノしんです(*^-゚)v

もう1年以上前になりますが、青コリドラスことコリドラス・パレアトゥスを飼い始めた時、こんな記事を書きました。

青コリドラスを選んだ理由などについて書いたのですが、その理由の1つが「無加温飼育できること」だったのでした。ただ、「青コリドラスは寒さに強い」という情報はつかんでいたものの確かな情報というわけではなく、絶対に大丈夫という確信が持てていたわけではありません。そんな中飼育を開始し、実際に無加温で一冬過ごしてみましたので、その結果についてお伝えしたいと思います!

まずは飼育環境について

一口に無加温と言っても、飼育環境によって全く結果は変わるはずです。ですので、まずはそれを紹介しておきます。

水槽はGEXのマリーナスリムM。大きさは幅35.9×奥行18×高さ26cmです。

この水槽に大体12~13リットルの水を入れています。

フィルターはこれまたGEXのコーナーパワーフィルター1。

吐出した水が水面を揺らすようにこのフィルターを設置し、それによってエアレーションも兼ねるようにしています。

無加温なので当然ヒーターはなし。水草はアナカリスとウィローモス。ここに青コリドラス2匹と、他には期間中に変動はありましたがアカヒレ3匹とどじょう1匹にレッドラムズホーンやシジミなど貝類が数匹の状態が大半だったと思います。

水槽はモノしん家の居間に設置していますが、モノしん家は非常に寒く冬は居間であっても10℃を切ることが普通。ストーブを点けていない深夜は5℃くらいになってしまいます。

そんな中で水槽の水温はというと、部屋の温度ほどは下がらず最低でも10℃は保ちます。これについては青コリドラスを飼い始める前の冬に確認済みだったんですよね。

飼育環境については以上となります。一番重要なのは、モノしんが行った無加温飼育では、最低水温が約10℃だったということです。

冬突入時の青コリの状態について

飼育環境以上に重要なのは青コリドラスの状態でしょう。同じ環境でも健康な青コリと弱った青コリ、あるいは子供の青コリでは結果が違うのは明らかです。

青コリドラス2匹は2018年の3月に近所のホームセンターで購入しました。

飼育開始直後の水槽全景がこちら。

飼育開始直後の水槽全景

青コリドラス2匹も写っていますが、小さいのが見てとれると思います。全長でいうと3cmくらいでしょうかね。おそらくは生後3カ月~4カ月くらいなんじゃないかと思います。

それから約9カ月後の12月、冬を迎える時にはこのようになりました。

冬を迎える直前の青コリドラス

ちょっと大きさがわかりにくい写真ですが、ガッシリとした体格になった2匹がわかると思います。偶然にもオスメスで、小さいオスが全長5cmくらい、大きいメスが7cmくらいにまで成長しました。すっかり大人でこの写真を撮影した時期あたりから卵を産み始め、子供が誕生!それについてはまた別の記事で紹介したいと思います。

ここで重要なことは、冬を迎える時点で青コリドラスは十分に成長していて、繁殖するまでに健康な状態だということです。

冬の間の様子について

さて、前述したような状態で冬に突入したわけですが、結論としては全く問題なく冬を越すことができました

冬の間の2匹の様子ですが、水温が10℃に近付いても明らかに食欲がなくなったり動きが鈍ったりということもなく、頻繁に繁殖を繰り返すほどに元気でした(⌒_⌒; さすがにその水温では孵化はなかなかしないんですけどね。

もうちょっと詳しく説明したりしたいところですが、本当に特別なことは何もせずに波乱なく冬を越してしまいました。青コリドラスが寒さに強いというのは真実と言っていいと思います。

まとめ

青コリドラスことコリドラス・パレアトゥスが無加温飼育できることを自分の経験として確認することができました。

しかし、生き物のことですから、絶対に大丈夫とは言えません。モノしんが言えるのは、冬を迎えるまでに青コリドラスが十分成長しており水温が10℃を上回っていれば、無加温で越冬させられる可能性があるということだけです。この記事を読んで無加温飼育をしてみようという方がおられましたら、あくまでも自己責任でお願いします

さて、この冬は事前にブログで宣言していたこともあって無加温飼育を貫き、大丈夫であることも確認しましたが、やはり冬の間は心配が尽きないんですよね。寒波によって水温が10℃を下回る可能性だってありますし。なので、次の冬はこのブログでも紹介している10Wヒーターを設置し無加温飼育を卒業しようかなと思っています…(⌒_⌒;