【アクアリウム】【前編】祭出身のニューカマー!瀕死からの復活なるか!?

こんにちは、モノしんです(*^-゚)v

先日、メダカがいなくなってしまったメダカ水槽について記事を書きましたが、その続報をお伝えしていませんでしたね。

実は、白メダカを4匹迎え入れたんですが…、なんと、一週間もしないうちに全滅してしまいました(TДT) 正直、全滅は想定外だったので結構ショック。水合わせに失敗したのか、それとも他の要因か、メダカ達には悪いことをしたと思いながら、水槽管理の難しさを改めて思い知りました。とりあえず、メダカのいない水槽をこれ以上メダカ水槽と呼ぶのもなんですから、今後はコリドラス水槽と呼ぶことにしたいと思います(^^;)

どじょうが主役のイベントが存在した!

話は変わりますが、一昨日(2018/9/17)札幌市手稲区において、がる川どじょうまつりというお祭りイベントが開催されました。おみこしや出店といったお祭りならではの出しものから、よさこいソーランや地元中学高校の吹奏楽演奏など盛りだくさんのイベントなのですが、中でもメインイベントと思われるのがちびっこどじょうつかみ!昔子供達が野生のどじょうを捕って遊んでいたという地域の原風景を今の子供達にも体験させてあげようというコンセプトのもと、広大な人工水場に数百匹のどじょう(食用に養殖されたものらしい)を放ち、それを捕まえてもらおうという催しです。捕らえたどじょうは煮るなり焼くなり各々好きにしていいんですが、モノしん、飼育するために2匹ほどおすそ分けしてもらっちゃいました(*^o^*)

コリドラス水槽への導入はおあずけ

元気のないどじょう

さて、もらったどじょう2匹ですが、たくさんの子供達に追われるという体験をしたためか、身体的にも精神的にもダメージを受けているようで、全然元気がありません。写真左の黒いどじょうにいたってはヒゲがしおれてしまっており、見るからにダメそう。タイトルの瀕死ってのはちょっと言いすぎかもしれませんが、対処を間違えば死んでしまう可能性が高い状態です。そこで、1週間ほどコリドラス水槽には入れず、隔離飼育してみることにしました。

隔離飼育、その心は?

どじょうのダメージ回復

前述した通り、どじょうは身体的にも精神的にもダメージを受けている状態です。コリドラス、アカヒレ、ラムズホーンといった見知らぬ者達がいる水槽に入ることは間違いなくストレスになるので、すでにダメージを受けている身には厳しいでしょう。隔離飼育ではそのようなストレスはかかりませんから、ダメージの回復に専念できるはずです。

先住者への病気感染予防

新しい生き物を水槽に迎える上で怖いのが、病気を持ち込んでしまうことです。新しく水槽に入れた生き物が病気にかかっていると、元々水槽にいた生き物にその病気がうつってしまい、取り返しのつかない事態になることが有り得るんです。特に今回のどじょうは飼育用に育てられたわけではありませんし、少し心配。まあ、本当に食用であるなら、逆に病気とかはないって考え方もできますけどね。とにかく、1週間隔離飼育して病気の兆候がなければ安心できると思いますし、仮に病気だったら薬浴などで対処も可能でしょう。

隔離水槽の環境

水量や水質

入れ物は普段水槽掃除の時などに使用しているプラスチックケースを流用します。水の量は2リットル程度でしょうか。これにテトラ アクアセイフ プラスでカルキ抜きした水道水とコリドラス水槽の水を半々入れました。テトラ アクアセイフ プラスはカルキを無害化するだけでなく、魚の表皮やエラを保護する効果もあるので弱ったどじょうの助けになるでしょう。さらに、塩を少量溶かし入れます。淡水魚なのに塩なんて入れていいの!?って思われるかもしれませんが、塩浴といって薄い塩水に淡水魚を入れることで、体力回復であったり病原菌の駆除であったりメリットがいろいろあるんです。最適な濃度は0.5%(水1リットルに対し塩5g)とのことですが、モノしんも初めてでちょっと怖いので、今回は0.2%としてみました。

エアレーション

エアレーションは行いません。なぜなら、どじょうは水面から顔を出して酸素を取り込み、腸で呼吸することが可能だからです。ただ、弱っているということを考慮し、酸素を発生させるブロックを念のため入れておきます。

水草

水質改善を目的とし、コリドラス水槽で栽培している水草(アナカリス)を2本ほど入れておきます。注意点としては、塩水によって水草が枯れてしまう可能性があるということですね。

コリドラスの餌や赤虫を様子を見ながら与えます。食べ残しで水質が悪化するとどじょうにダメージを与えることになるので、あげすぎには注意します。

フィルター

頻繁に掃除を行う前提でフィルターは設置しません。最低でも1日1回食べ残しや排泄物をスポイトで吸い取ると同時に最大で半分程度の水を抜き取り、抜き取ったのと同量の水をコリドラス水槽から補充します。この作業を1週間続けることで、隔離水槽の水は塩分も薄くなって最終的にコリドラス水槽の水と同じものになる想定です。

まとめ

隔離水槽はこのようになりました。

隔離水槽のどじょう

しおれていた黒いどじょうのヒゲがすでに復活しているようにも見えますね(^^) まだまだ油断はできませんが、できる限り手を尽くし2匹とも救えたらと思っています。結果は後日報告しますので、しばしお待ちください!