こんにちは、モノしんです(*^_^*)
大変遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします!
いろいろ忙しく、しばらくは月2~4記事程度の投稿になってしまうとは思うんですが、細々とでも続けていくつもりですので。
で、2021年最初の記事は、これを紹介します!
バンダイ ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダム (ライトパッケージVer.)!
ガンプラですね。
まず、ENTRY GRADE(エントリーグレード)について説明しましょう。ガンプラには、HG(ハイグレード)、RG(リアルグレード)、MG(マスターグレード)、PG(パーフェクトグレード)といったグレード分けがあるんですが、ENTRY GRADEはそれらとは違ってガンプラの中の区分けというわけではなさそう。というのも、公式サイトのENTRY GRADEのページを見てみると、モノしんが入手したファーストガンダム以外のラインナップは、仮面ライダー、ドラゴンボール、ドラえもん、ウルトラマン、名探偵コナンって感じで、ガンダムに限らないんですよね。「プラモデル未経験者に贈る入門用シリーズ」ってことで、ガンプラの中の1グレードではなく、バンダイのプラモの中の1グレードってイメージでしょうか。
驚きの道具不要は本当か
パッケージを見た時に、注目すべきはここでしょう。
接着剤不要は既存のガンプラもそうですし、塗装不要、シール不要はそもそも任意のものなのでいいとして、道具不要ってのがちょっと驚き。これまではランナー(枠)からパーツを切り離すために、どうしてもニッパーなどが必要だったと思うんですが、それが本当に不要ならかなり画期的と言えるでしょう。
パッケージを開けて中を見てみましょう。
まずは取扱説明書。
B6程度の小さなサイズ。
開いてみると…
冊子ではなく、折りたたみ形式。表裏4ページずつ計8ページで、その内組み立ての説明は4ページ。組み立て自体簡単ってのもありますが、歴史あるバンダイのプラモの説明書ですから、非常にわかりやすいと思います。
パーツはこんな感じ。
これで全て。ライトパッケージVer.ということで、ビームライフルや盾などの武装はありません。武装ありVer.は2021年1月現在、東京と福岡のガンダムベース(バンダイ運営のガンプラ主体の施設)でしか買えず、一般販売の時期は未定とのこと。
パーツを拡大し、道具不要の秘密を探ってみましょう。
赤丸のパーツと枠の接合部分に注目していただきたいんですが、モノしんが作ったことのあるこれまでのガンプラとは明らかに違います。これまでのものはパーツと枠の間が細い棒状になっていて、適当に切り離すとその部分が残ってしまう作りになっていたんですが、そもそもその部分がないんですね。
早速道具を使わず手で切り離してみると、本当に簡単にパチっと外れます。ガンダム頭部のアンテナのように細いパーツは折れないよう少し気を付ける必要がありますが、基本的にはパチパチと気軽に切り離していくことができますね。
で、どのくらいキレイに切り離せているかが気になるところだと思います。
赤丸をつけた3箇所が枠と繋がっていた部分ですが、よく見るとやはりポコっと少し残ってしまってますね。まあ、このパーツに関しては組み立ててしまえば繋がっていた部分は隠れるのでいいんですが、組み立てても見える部分についてはニッパーなど使って仕上げた方がキレイにはなるでしょうね。それでも、適当に切り離してこれしか残らないというのはすごいことだと思いますよ。
組むだけで飾れる見た目
特に迷うこともなく、サクサクと組み上げてこうなりました。
当然塗装なんてしてないですし、シールも貼ってない(そもそも付属してない)んですが、ちゃんと色分けされててイイ感じですよね!
後ろ姿も。
悪くないですね~。写真は撮ってないですが、ポージングの自由度も結構高いですよ。
両脚の間にはアクションベース差し込み用の穴も用意されているので、カッコいいポーズで飾ることも可能。となると、武装がないのはちょっとさびしいところではありますが。バンダイ純正のアクションベース5という製品が適合するとのことです。
上半身をアップで見てみましょう。
塗装していないのにもかかわらず、目の黄色や目の下の赤い部分など細かいところも色分けされているのは驚き。このまま飾っても十分様になると思います!
最後に作成時間ですが、ブログ用写真撮りながら、ニッパーのみ使い枠の切り残しがないように作って、1時間ちょっとでした。おそらく30分程度で作ることも可能だと思います。
まとめ
まず、税込550円という価格を考えると、非常に満足できました。最新の設計を体験できるという点でも、完成時の出来栄えという点でも、値段以上の満足感は得られると思います。
一方、作る楽しみという点では、慣れた人には物足りないと思います。ENTRY GRADEの名の通り、やはり初心者向けでしょう。しかし、ある程度慣れた人にとっても、塗装や改造の練習素材としては十分価値がありそうですね。