こんにちは、モノしんです(v^ー゚)
今回は久々の食べ比べ!

日本ハムの定番ソーセージであるシャウエッセンと、発売したばかりのシャウエッセンの肉で作ったというあらびきミートローフ!
モノしんは考えもしなかったことですが、シャウエッセンの皮を除いた肉だけを料理に使うために求める人たちが相当数いたらしく、それに応えるかたちで商品化されたのが「あらびきミートローフ」です。本当にシャウエッセンの肉なのか確かめてみようというのが、今回の比較の趣旨となります。
ミートローフはかなり高い?
まずは値段を比較してみます。
同じスーパーで購入しましたが、シャウエッセンが1袋127gが2袋セットで税込378円に対し、ミートローフは135gで税込321円。単純に内容量だけで比較してしまうと、ミートローフのほうがかなり高いことがわかります。
次は栄養成分を比べてみましょう。
まずはシャウエッセンの表示。

100g当たり、カロリー311kcal、炭水化物3.0g、食塩相当量2.1g。
そしてあらびきミートローフがこれ。

100g当たり、カロリー337kcal、炭水化物2.9g、食塩相当量2.0g。
まあ予想通りといいますか、当たり前といいますか、ほぼほぼ同じと言っていい値となっていますね。
そして調理方法について、シャウエッセンはこれまでレンジ調理は破裂する恐れがあるため推奨されていなかったんですが、世の中の時短ニーズをうけてついに解禁。パッケージにも記載されることとなりました。

皿に移してラップをかけ、3本の場合は500Wで約30秒、600Wで約20秒。6本の場合は500Wで約60秒、600Wで約40秒となります。
一方あらびきミートローフですが、「ぶ厚くスライスして野菜炒めに」や「サイコロカットしてチャーハンに」といった調理例が書かれています。要はお好みで自由に食べてくださいってことですね。
補足として、どちらも加熱せずそのまま食べることも可能となっています。
原材料も見比べておきましょう。
こちらがシャウエッセン。

あらびきミートローフがこちら。

使用されているものは全く同じですね!
シャウエッセンの食感のすごさを再認識
シャウエッセンとあらびきミートローフを1袋分皿にうつしてみました。

シャウエッセンは6本入っていました。あらびきミートローフは濃い色が印象的ですが、裏は全く違います。

こちらのほうがシャウエッセンを連想しやすい色味となっていますね。
シャウエッセンは3本、あらびきミートローフは半分にカットしたものを電子レンジ調理しました。

シャウエッセンはパッケージ記載の通りにラップをかけて600Wで20秒加熱しましたが、正直言って全然足りませんでした。冷蔵庫から出したばかりで冷たかったのも一因かもしれませんが、相変わらず破裂を恐れてかかなり安全な加熱時間が書かれているように思います。仕方ないので10秒ずつ追加加熱し、最終的に合計50秒温めてようやくアツアツの状態に。あくまでも様子を見ながらちょっとずつ、一気に50秒加熱するのは絶対にやめてくださいね!
あらびきミートローフには電子レンジでの加熱時間は記載されていなかったので、シャウエッセンのを参考に温め、全く同じ計50秒で希望の熱さになりました。
温めたシャウエッセンとあらびきミートローフの断面を見比べてみましょう。

限りなく同じに見えますね!色といい脂の入り方といい全く同じようです。気になるのはあらびきミートローフ表面の茶色い部分です。当然シャウエッセンの皮ではないでしょうけど、一体なんなのか。
それでは、いよいよ実食とまいりましょう!
まずシャウエッセン。皮のパリッとした食感が相変わらず最高です。食感は皮だけでなく、中の肉もあらびき感が心地良いですね。そして肉の旨味、脂のジューシーさ、適度な塩加減と、これ単独で食べて非常に美味しいです。さすがシャウエッセン、長い歴史は伊達ではありませんね(*´∀`)
次にあらびきミートローフを食べてみると…同じです!わかっちゃいたものの、やはり同じ(笑) あらびき感、肉の旨味、脂のジューシーさ、適度な塩加減、まさにシャウエッセンの中の肉!気になっていた表面の茶色い部分ですが、よく匂いをかいでみると燻製っぽい香りがするものの、食べてみると香りも味もなく食感も特に変わらず、美味しさに対しては何も寄与していないように感じました。結局のところ、あらびきミートローフは皮のパリッとした食感がないシャウエッセンなんですね。
総評
シャウエッセンの肉で作ったあらびきミートローフ、正にその通りのものでした。当然のことながら美味しいんですが、シャウエッセンと比較してしまうとパリッと食感がない分、総合的な美味しさは劣ることとなります。にも関わらず価格は高いわけですから、そのまま食べるならシャウエッセンを選んだほうがいいでしょう。あらびきミートローフの価値はいろいろな料理に使えることにあります。あらかじめ使い道を考えた上で買うのがいいでしょうね。