こんにちは、モノしんです!
今回は、約2年間使い続けている、シロカのコーヒーメーカー「SC-A211」の使用レビューをしてみたいと思います。
今でも販売されている機種ですので、コーヒーメーカーの購入を考えている人にとっては、参考になるはずです。
それでは、行ってみましょう!
商品情報
まずは、商品情報をご覧ください。
メーカー希望小売価格:16,500円(税込)
消費電力:600W
抽出方式:ドリップ方式
最大使用水量:0.58L
コード長:1.2m
幅17.3×奥行22×高さ27cm
本体重量:2.2kg(サーバー含む)
メーカー希望小売価格16,500円はちょいお高めに感じますが、2023年7月現在実売1万円前後で購入可能となっており、コーヒーメーカーの中では安価な部類と言えるでしょう。
特に注目すべきは大きさでしょうか。幅17.3cm、奥行22cmしかありませんから、置く場所にはあまり困らないと思います。
また、使えるコーヒーですが、コーヒー豆でもすでに挽いてあるコーヒー粉でも大丈夫。インスタントコーヒーは不可です。
コーヒーを淹れる前の準備は慣れれば手間には感じない
では次に、コーヒーを淹れる際の前準備についてご説明します。
1.豆(または粉)を計量する
このコーヒーメーカーは一度に4杯までのコーヒーを淹れることができます。
取扱説明書に淹れる量に応じたコーヒー豆の分量が記載されているので、測りで計量します。
説明書記載の分量は以下のようになっています。
カップ数 | コーヒー豆または粉の量 |
1杯 | 12g |
2杯 | 18g |
3杯 | 24g |
4杯 | 27g |
毎回安定した味を求めないのであれば、きっちり測る必要はないと思いますけどね。
モノしんは毎回3杯分淹れるんですが、薄目のほうが好きなので、いつもは15~20gくらいを目安に適当に測ってます。
2.計量した豆をバスケットに入れ、本体にセット
本体から取り外したバスケットに測ったコーヒー豆または粉を入れ…
本体にセットし…
ふたを閉じます。
説明書には本体から取り外したバスケットに豆を入れると明記されているんですが、わざわざ本体から外す意味はよくわかりません。まあ、取り外しは簡単なので、あまり気にはなりませんけどね。
3.水を入れる
淹れるコーヒーのカップ数に応じた水量が本体横に示されているので、それを見ながら水を注いでいきます。
が、今はもうそんなことはしていません。
水の注ぎ口が細長い形状のため、しっかり見ながら注がないとこぼしやすいんですが、注ぎ口の下にある水量の目盛が注ぎ口のふたの陰になって見えづらく、注ぎ口と水量両方見ながら注いでいくのが結構難しいんです。
試行錯誤するうちに、3杯なら450mlと気付いたので、今ではそれを計量カップで前もって測り、注ぎ口だけ見ながら一気に注ぎ込んでいます。
付属のコーヒーサーバーにも目盛が付いているので、それを使って水を測れば良いのでは?と思うかもしれませんが、コーヒーサーバーの目盛は出来上がりの量の目安であるため、本体の水量目盛より少な目になっています。450mlはだいたい3と4の中間あたりになる感じ。それを踏まえてコーヒーサーバーで計量するのはアリだと思いますが。
水を注いだら、本体にコーヒーサーバーがセットされていることを確認して、準備完了です。
ちなみに、モノしん一回やらかしたんですが、コーヒーサーバーを本体にセットせず抽出を始めてしまっても、コーヒーが本体の外に漏れだすような惨事は起こらないようになっています。抽出自体は開始されてバスケット内にコーヒーが溜まるような状態になるので、コーヒーは台無しになってしまうとは思いますが、ミスの被害が広がらないような設計はありがたいですね。
前準備のまとめとしては、コーヒー豆と水の計量をしなければならないので面倒そうに感じるかもしれませんが、そこまできっちり測らなくても失敗になるわけではないですし、慣れればあまり手間には感じないと思いますよ。
コーヒー豆を挽く音には要注意
準備が完了したら、モード切替スイッチを適切な位置にセット。
コーヒー粉を入れた場合はスプーンマークのところに、1、2杯分のコーヒー豆を入れた場合は1のところに、3、4杯分を入れた場合は2のところに合わせます。
あとはスタートボタンを押して待つだけ!
ボタンを押した瞬間、モード切替スイッチが1か2の場合は、ミルが作動しコーヒー豆が挽かれます。この時、結構な騒音が発生することに。時間にして23秒くらい(モード切替スイッチが2の場合)ですが、居住環境によっては近所迷惑になる可能性もある音量なので注意が必要です。
モード切替スイッチがスプーンマークの粉モードの場合は、挽く工程がないので騒音は発生しません。
挽く工程が終わってしまえば、ボコボコという抽出音がしますが、それほど大きい音ではないため近所迷惑にはならないと思います。7分ほど(3杯分の場合)で抽出が完了。ピッという音が鳴り、点滅していたスタートボタンが点灯に変わります。
抽出後30分の間、コーヒーサーバーの下にある保温プレートが加熱し、温度を保ってくれる機能が付いています。すぐに飲むのであれば、モード切替スイッチを切にしてやれば保温プレートの加熱は終了します。
この保温機能はとても良い配慮なのですが、手入れの点でデメリットが。コーヒーサーバーを不用意に取り出すと、抽出口からコーヒーが熱い保温プレートにしたたり落ち、即座に沸騰・蒸発してコーヒー成分がシミとなって残ってしまいます。
モノしんは毎回使う度に、保温プレートが冷めた段階で水拭きしていますが、その程度では完全にキレイにはなりません。今のところそれによって不具合などは発生していませんが、シミがどんどん蓄積していった時に何か起こる可能性はゼロではないと思っています。
後片付けを受け入れられるか
コーヒーを楽しんだ後は、次使うためにも後片付けが必要です。
本体からふたとバスケットを取り外すとこんな感じになっています。
ふたにもコーヒーかすが付着している場合もあるんですが、この時はほとんど付いてなかったです。
バスケットからフィルターを取り外すとこんな感じ。
さすがにびっしりとコーヒーかすが付着しています。
まずは、ふた、バスケット、フィルターからコーヒーかすを取り除きます。水で流さなければ完全に取り除くのは難しいですが、詰まり防止のために排水口にはなるべく流したくないので、目の細かいザルとか網とか使ってうまくやりましょう。ちなみに、地域によってはコーヒーかすをあえて排水口に流す取り組みをしているところもあるようなので、その地域にお住まいの方はそれに従うのも良いでしょうね。
コーヒーかすが取り除けたら、あとは台所用中性洗剤で洗います。もちろん、コーヒーサーバーも同じように洗いますよ。コーヒーかすさえ取り除いてしまえば、ひどく汚れているわけではないので、洗うのは簡単です。
ただ、1点モノしんが気を付けているポイントがあるので、そこをお伝えしておきます。
バスケットにコーヒーの抽出口があるのですが、このように押し込むことができます。
この時、バスケットの内側では、ゴム製っぽいふたが開閉しています。
基本的に汚れが溜まりそうな箇所はないのですが、この部分だけは、意識して抽出口を押し込みながら洗わないと、汚れが溜まってしまいそうな気がするので、気を付けて洗っています。
この商品に限ったことではないはずですが、コーヒーメーカーを使う以上、一番面倒なのはこの後片付け作業でしょう。コーヒーメーカーを買う前には、毎回のこの作業を受け入れられるかを必ず考えてみてください。
まとめ
以上、シロカのコーヒーメーカー「SC-A211」の使用レビューをしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
きっと、このくらいの手間なら大丈夫そうと思った人もいるでしょうし、ちょっと面倒そうだから自分には無理だと思った人もいることでしょう。
モノしんはこの商品に満足していますし、初めてのコーヒーメーカーとして強くオススメできる商品だと思います。大丈夫そうと思った人は、是非買って使ってみてください!