こんにちは、モノしんです!
ブログ記事にはしていなかったのですが、ちょっと前に60cm水槽を撤去し、代わりにそれより小さめの水槽を2つ設置、片方を念願だったミナミヌマエビメインの水槽としました。
ミナミヌマエビを水槽に入れると間もなく抱卵。
約3週間ほどで待望の赤ちゃんが誕生したのですが、うまく育たない!
どんどん稚エビが減っていくことに焦って購入したのが今回紹介する商品であるこれ!
スドー 新・産卵飼育ネット S!
「新・産卵飼育ネット S」は隔離ボックスとか産卵ケースとか呼ばれるものの一種で、その中でもかなりシンプルなものと言えると思います。
開封~組み立て~設置は簡単スピーディーに完了できる
箱から出すとこんな感じになっています。
取扱説明書は入っておらず、箱の裏に取扱方法が書かれています。
内容物を並べるとこんな感じ。
これを組み立てていきますが、組み立ては非常に簡単。
まずはプラスチック製の枠を組み立てます。
四角いフレームに2本のUロッドを差し込み、Uロッド同士を補強ロッドでつなげるだけ。それぞれカチッとはまり、組み立ててしまえばしっかりとした枠になります。
次に、金属製のハンギングプレートを、穴の空いているほうからフレームに差し込みます。
差し込む場所はちゃんとそれっぽい穴が開いていますから、間違えようはないでしょう。
差し込んだら、フレームの固定フックを折り曲げて、ハンギングプレートを固定します。
突起がパチッとはまり、しっかり固定されます。
最後に、ネットを枠にかぶせます。
ここが若干手間取るところかもしれませんが、ネットの形をちゃんと見てかぶせれば問題はないでしょう。
ネットをかぶせたら口ヒモをひっぱってネットの口をすぼめ、あとはフレームの糸巻きに口ヒモを巻きつけるだけ。しばる必要はなく、ちゃんと固定されます。あまった口ヒモはネットの外にたらしておけばOK。
設置前に撮影するのを忘れましたが、こんな感じになります。
水槽への設置も簡単で、上の写真のように水槽の壁にハンギングプレートを折り曲げて引っ掛けるだけ。ハンギングプレートは手で簡単に曲げられるくらいの柔らかさですが、水槽への固定に不安のない強度はあります。
ハンギングプレートは一度曲げてしまうとクセがついてしまいますから、何度も曲げる位置(つまり設置する高さ)を変えるのは避けたほうがいいでしょう。
これで設置まで完了ですが、所要時間は10分あれば余裕。簡単スピーディーですね。
小さめ水槽だと相当な存在感になる
モノしんのミナミヌマエビ水槽は「GEX グラステリア 300」で、大きさは幅30×奥行20×高さ20cm。
10匹のミナミヌマエビを飼育するには十分な大きさとはいえ、どちらかと言えば小さめの水槽だと思います。
これに対し、「新・産卵飼育ネット S」は幅12.5×奥行8×高さ13cm。
設置するとこのようになります。
それなりの存在感にはなりますね。
水槽の上端からちょっと下げて設置するだけで、水槽のフタも問題なく置くことができます。
稚エビを入れてどうなった?
さて、生き残った数少ない稚エビをスポイトで捕獲し、「新・産卵飼育ネット S」に入れましたが、結局全滅してしまいました…。が、それはこの商品のせいではなく、水槽内の環境が原因だと思っています。
そういう事情はおいておいて、「新・産卵飼育ネット S」でミナミヌマエビの赤ちゃんを飼育することについてモノしんの感想を書いておきたいと思います。
メリット
本体がネットでできていることにより、稚エビがしがみつけることはメリットと言えると思います。
ミナミヌマエビをアクアリウムショップで買うと、ビニール製の袋の中にエビがしがみつくための網の切れ端を入れてくれるんですよね。そこからもわかる通り、しがみつく場所の有無はエビにとって重要です。
デメリット
枠とネットの隙間やネットの縫製部分など、稚エビが隠れやすい構造となっているのはデメリットですね。生存確認が非常に難しかったです。
ただ、隠れ場所があることはエビにとってストレス軽減にもなるはずなので、一概に良くないとは言えないかもしれません。
また、稚エビに限る話ではないですが、透明なプラスチック製の隔離ボックスと比較すると横からの視認性はよくありませんので、観察はしづらくなりますね。
まとめ
組み立てから設置までの手軽さは素晴らしい商品と言えます。しかし、本体がネットであることや枠の構造から、視認性が良くないのが難点。その点が許容できるのであれば、一時的に使う隔離ボックスとして十分役に立ってくれる商品だと思います。